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ユビキタスIDアーキテクチャでは、実世界のさまざまなモノに、RFIDやセ
ンサーなどでつくられたユビキタスIDタグ(ucodeタグ)が埋め込まれ る。基本的な考え方としては、ucodeタグはそのモノに関する情報を格納するが、
現在では記憶容量等の制約があるため、すべての情報を格納することはできな い。そこで、ucodeタグにはモノを識別するIDコード(ユビキタスID)だけを格納し、容量の範囲内で付加的な属性情報を格納している。ucodeタグに
格納できない情報は、ネットワークの先のデータベースに格納される。
このucodeタグから情報を獲得する端末を、ユビキタスコミュニケータ(UC)と呼ぶ。UCは、獲得したucodeに応じて情報サービスサーバなどにア
クセスして情報サービスを受ける。ユビキタスコンピューティング環境では、 実世界中にばら撒かれたucodeタグや情報サービスサーバーの数が膨大であるた
め、ucode解決プロトコルと呼ぶ巨大分散ディレクトリデータベースが、このucodeと情報サービスサーバーの対応関係を保持する。ucodeタグに格納された
情報があらわす現実世界と、情報サーバー上の仮想世界の間の橋渡しをする重 要な基盤システムである。
ユビキタスID技術での通信は、プライバシーに配慮したセキュアな通信を 行うために、認証局が必要とされる。また、ucodeタグがつけられたモノが一般に流出したときにも、悪意ある人が不正にその情報を読み出せないよ
うに、ucodeタグの非接触通信インタフェースでは、特別な同定保護通信 を行う。
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